デジタルデトックスを医学的に考える|安城市の心療内科・精神科|名鉄新安城駅1分|サンメンタルクリニック

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デジタルデトックスを医学的に考える

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2026年1月19日

デジタルデトックスを医学的に考える

デジタルデトックスとは

スマートフォンやSNSは、今や生活に欠かせない存在です。友人との連絡、情報収集、暇つぶしまで、気づけば一日の多くの時間をスマホとともに過ごしている人も少なくありません。その一方で、「SNSを見ていると疲れる」「なんとなく気分が落ち込む」と感じた経験がある人も多いのではないでしょうか。こうした背景から注目されているのが「デジタルデトックス」です。

デジタルデトックスとは、一定期間スマホやSNSの使用を減らしたり、やめたりすることで、心と体を休ませようとする考え方です。既に試された人も多いかもしれませんが、本当に効果はあるのでしょうか。

最近の研究では、、、

この疑問にヒントを与えてくれる研究が、アメリカの医学誌「JAMA Network Open」に掲載されました。この研究では、18〜24歳の若者が1週間SNSの使用を大きく減らしたところ、不安な気持ちや気分の落ち込み、眠れないといった症状が軽くなったことが報告されています。一方で、「人とつながれていない寂しさ」については、あまり変化がありませんでした。

興味深いのは、SNSを「どれくらい長く使っているか」よりも、「どんな気持ちで使っているか」が心の状態と関係していた点です。たとえば、他人と自分を比べて落ち込んでしまう、やめようと思ってもやめられない感覚が強い人ほど、心の不調を感じやすい傾向がありました。つまり、時間の長さだけが問題なのではなく、使い方が大切だということです。

一般に言われているデジタルデトックスの効果には、睡眠の質が良くなる、頭がすっきりする、気分が安定する、といったものがあります。今回の研究結果は、こうした感覚が単なる思い込みではなく、ある程度は医学的にも裏付けられる可能性を示しています。ただし、SNSを完全にやめればすべてが解決するわけではありません。実際、SNSは人とのつながりを保つ大切な役割も果たしています。

まとめ

大切なのは、「使わない」ことではなく、「振り回されない」ことです。寝る前はスマホを見ない時間を作る、なんとなく見続ける癖に気づいたら一度画面を閉じる、比べてつらくなるアカウントから少し距離を置く。こうした小さな工夫が、心を守ることにつながると考えられます。

スマホを完全に手放す必要はありません。ほんの少し休ませるだけでも、心は軽くなるかもしれません。SNSなどのデジタル媒体と上手につきあうことが、これからの時代の健康習慣と言えるのかもしれません。

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